ここでは随時、学部3年生の方に向けた情報を伝えていこうと思います。
長谷部研究室では、毎年理工学部物理・応物学科から卒論生を受け入れています。
また、大学院では物理学及応用物理学専攻・宇宙物理学部門に属し、大学院生を受け入れています。
長谷部研に興味を持ち、長谷部教授や学生と話がしてみたいと思った方は是非研究室を訪ねてみて下さい。
例年、12月頃から配属決定の当日までは配属希望の3年生が多数、長谷部研を訪れています。
長谷部研では、いくつかの研究グループ(月・惑星、高エネルギー宇宙粒子 、Xeガスによるγ線検出器開発など)に分かれて研究を進めています。 配属された3年生は、例年2〜3月の間に自分の所属するグループを決定します(主に話し合いで決める)。
年間を通して、コロキウムという論文紹介を毎週行っています(例年、前期に週1回、後期から2回)。
コロキウムでは、担当者が自分の研究に関連した論文を他の全員の前でプレゼン形式で紹介します。
四年生が発表するのはたいてい後期からなので、年1、2回の発表です。
またグループを問わず学生全員が参加するものとしては、宇宙線、宇宙物理学、放射線物理学などのゼミがあり、週に2〜3回あります。
ゼミはほとんどの場合、教科書(洋書)を使い、プレゼン・輪読形式で行っていきます。ゼミの時間は1回2時間程度が目安です。これらのゼミは例年3月〜10月位まで続けられ、それ以降は各々の研究がメインとなっていきます。 この他には各研究グループごとで必要に応じた短期間のゼミやミーティングも行っており、それぞれの研究についてこまめに話しあいながら進めていきます。
グループによって異なりますが、大体9〜10月に卒論のテーマが決まるようです。これらのテーマはほとんどの場合、グループで指導している先輩が先生と相談して決めています。そのとき研究したいテーマがある場合は、先輩・先生に相談しても構わないと思います。それまでの間はゼミで基本的な知識をつけたり、先輩の手伝いをしながら実験の方法を学んでいきます。
卒業研究は冬の合宿や1月の間に、何度か中間発表を行いながら形にしていきます。2月の発表後は、打ち上げを行います。
2005年度からゼミ合宿を行うようになりました。春(6月)と冬(12月)の2回、鳥居研と合同で鴨川(千葉県)や川奈(静岡県)の大学セミナーハウスで行うのが今のところ定例になっています。
春の合宿では、それまでにゼミで学んだことのまとめや先生方のお話、博士課程の学生の研究発表を中心に行われます。
冬は、卒論、修論生の中間発表が行なわれています。
そのほかの年間行事としては、毎年、修論発表、卒業式の夜には全員そろった飲み会なども行っています。これには研究室のOBの方々が顔を出されることもよくあります。
過去の卒業生は、多くの人がそのまま修士課程に進学しました。どちらかと言えば修士課程修了後に就職する人が多いようです。
最近の進路状況は、
2007年度 ・・・博士課程進学:修士修了生
マスコミ、修士課程進学:学部卒業生
2006年度 ・・・メーカー、IT関係:修士修了生
修士課程進学 (5人)、他大院進学 (2人):学部卒業生
*長谷部研以外からも2名修士課程に進学
2005年度・・・メーカー(2人)、SE(2人)、金融、博士課程進学:修士修了生
修士課程進学:学部卒業生
2004年度・・・メーカー、SE、博士課程進学:修士修了生
メーカー、SE、海外留学、医学部進学、他大院進学、修士課程進学(2人):学部卒業生
のようになっています。卒業生は研究室で培った経験を生かして、いろいろな分野に進出されています。
卒業後もOB・OGの皆さんが頻繁に研究室に遊びにきてくれています。
長谷部研に配属を希望する3年生の多くが、志望理由で「宇宙に興味をある」ことをあげているようですが、
長谷部先生もおっしゃられているように、その気持ちを大切に配属の日を迎えてほしいと思います。
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