客員研究員 宮島光弘 (Xeガンマ線検出器)
研究内容
高圧希ガス、特にキセノンあるいはキセノン混合気体を用いた放射線(ガンマー線)撮像装置の開発及びキセノンの気相、液相における放射線との相互作用による発光現象、電離現象の基礎(電離収量、発光光子数、電子の移動速度、拡散係数など)、及びその放射線検出器への応用など。
放射線検出器開発の目的には、惑星表面付近から放出されるガンマー線を計測して惑星表面の元素分析をおこない、元素の存在量や分布から惑星の起源・進化を探ることや、極めて稀にしか起こらない現象の一つである原子核の二重ベータ崩壊の探査などがある。
早稲田大学理工学術院理工学研究所
長谷部研究室